多要素認証に関する注意制限事項

多要素認証を利用していただくにあたり全ソフトウェア共通の注意制限事項、ならびに一部のソフトウェア固有の注意制限事項があります。多要素認証を有効にする前に全ソフトウェア共通とご利用中のソフトウェアの注意制限事項を必ずご確認ください。

特にファクス受信文書の転送を行っている場合は、多要素認証の有効化後は、すみやかに連携する複合機の設定も行ってください。複合機で設定を行わない場合、ファクスが受信できなくなる可能性があります。

また複合機型アプリケーションのアップデートが必要なクラウドサービスがあります。アップデートにはカスタマーエンジニアの作業が必要になります。

    1. 以下のアクセス先のクラウドサービス一覧に記載のあるサービスが対象となります。
    2. 複数のクラウドサービスをご利用中のお客様で、多要素認証が無効になっているクラウドサービスから多要素認証が有効になっているクラウドサービスにアクセスする場合、再度ログイン画面が表示されることがあります。ログイン画面が表示されましたら再度ログインしてください。

    2023年4月3日以前からご利用していた場合、もしくは以降に利用開始された方で多要素認証を無効にしている間にログインしていた場合、多要素認証を有効にすると再度ログイン画面が表示されることがあります。ログイン画面が表示されましたら再度ログインしてください。

    クラウドサービス ソフトウェア 注意制限事項
    ApeosPlus desola ApeosPlus desola HotFolder 10.
    Apeos Cloud Connector Apeos Cloud Connector 8.
    Cloud On-Demand Print Cloud On-Demand Print 複合機連携ツール 2.
    Windows用プリントツール 2.
    専用モバイルアプリケーション (iOS/Android) 2.
    Cloud Service Hub DocuPrint CM210 z
    DocuPrint CM310 z
    DocuPrint CM310 z II
    DocuCentre C2000
    2.
    Device Log Service Device Log Service機器登録用カスタムサービス 2.
    Device Log Service Setup 2.
    DocuWorks Cloud Connector for Salesforce DocuWorks Cloud Connector for Salesforce(バージョン2.0.5以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connector for kintone DocuWorks Cloud Connector for kintone(バージョン2.0.8以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connector for Adobe Sign DocuWorks Cloud Connector for Adobe Sign(バージョン2.0.4以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connector for CloudSign DocuWorks Cloud Connector for CloudSign(バージョン1.0.4以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connector for DocuSign DocuWorks Cloud Connector for DocuSign(バージョン1.0.4以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド(バージョン1.0.5以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud(バージョン1.0.3以前) 3.
    DocuWorks Cloud Connect DocuWorks 連携フォルダ for Cloud Connect(バージョン1.2.0以前) 3.
    DocuWorks サブスクリプション Suite DocuWorks 9.1(バージョン9.1.4以前) 3.
    DocuWorks Development Tool Kit で作成したアプリ 15.
    DocuWorks サブスクリプション DocuWorks 9.1(バージョン9.1.4以前) 3.
    DocuWorks Development Tool Kit で作成したアプリ 15.
    DocuWorks トレイ 文書追跡サービス DocuWorks トレイ 2(バージョン2.3.1以前) 3.
    デバイス設定バックアップサービス デバイス設定編集ツール(バージョン1.3.5.3以前) 3.
    富士フイルムBIダイレクト Management Console 4.
    FUJIFILM IWpro Print Utility (iOS/Android) 2.
    FUJIFILM IWpro(Chrome Extension) 2.
    Smart Workstreamキャプチャクライアント(バージョン2.3.20以前) 1.
    Smart Workstreamキャプチャクライアント 11.
    FUJIFILM IWpro Tools 17.
    Revoria One Remote Color Management Service Revoria One Remote Color Management Serviceクライアントソフトウエア 4.
    スキャン翻訳サービス スキャン翻訳サービス 複合機連携ツール 2.
    DocuWorks連携フォルダ for スキャン翻訳 2.
    Smart Workstream Smart Workstreamキャプチャクライアント(バージョン2.3.20以前) 1.
    Smart Workstreamキャプチャクライアント 11.
    Working Folder Working Folder 複合機追加型アプリケーション 1.
    業務別らくらくスキャンPro(バージョン6.6.1以前) 1., 16.
    ペーパーレスファクス仕分けキット(バージョン102.7.2以前) 1., 16.
    ペーパーレスファクス仕分けキット 7.
    Cloud Service Hub 5.
    DocuWorks連携フォルダ for Working Folder(バージョン1.9.3以前) 3.
    DocuWorks トレイ 2(バージョン2.3.1以前) 1.
    DocuWorks Cloud Connector for Salesforce(バージョン2.0.5以前) 1.
    DocuWorks Cloud Connector for kintone(バージョン2.0.8以前) 1.
    DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド(バージョン1.0.5以前) 1.
    DocuWorks Viewer Light (iOS/Android) (バージョン9.1.5以前) 3.
    Working Folder暗号化文書管理ツール(バージョン1.3.1以前) 3.
    DocuShare(バージョン7.5以前) 1.
    DocuShare 12.
    ArcSuite(バージョン4.0.3以前) 1.
    ArcSuite 13.
    ArcEPS(バージョン4.0.3以前) 1.
    ArcEPS 14.
    連携対応NAS 2.
    1. 多要素認証を有効にすると、クラウドサービスへアクセスできません。該当するソフトウェアを利用している場合は、最新バージョンにアップデートしてご利用ください。
    2. 多要素認証を有効にすると、クラウドサービスへアクセスできません。該当するソフトウェアを利用している場合は、多要素認証を無効にしてご利用ください。
    3. クラウドサービスへのアクセスで、認証器を使用した認証は利用できません。該当するソフトウェアを利用している場合は、最新バージョンにアップデートしてご利用ください。
    4. クラウドサービスへのアクセスで、認証器を使用した認証は利用できません。該当するソフトウェアを利用している場合は、パスワード認証とワンタイムパスワード認証をご利用ください。
    5. 多要素認証を無効にしている間に接続管理画面にて接続設定をしていた場合、多要素認証を有効にすると再度ログイン画面が表示されることがあります。
    1. ペーパーレスファクス仕分けキットを利用するユーザーの多要素認証を有効化する際は、有効化されたユーザーは、速やかに次のオペレーションを実施してください。オペレーションを実施するまでの間は、受信したファクスがWorking Folderへ連携できずにボックスに格納され、且つ、ボックスの上限1,000件を超えるとファクスを受信できません。
      尚、受信したファクスがエラーになったときに、メール通知する設定をしている場合は、設定したメールアドレスに、メールが通知されます。
      ■実施するオペレーション
      1. 機械管理者が複合機のWorking Folderへファクス転送設定を利用するユーザーとして、自動ログインをオンにして再ログインし、多要素認証画面で認証します。
      2. 多要素認証を有効化してから再ログインの間に受信したファクスは、エラージョブをリカバリしてください。リカバリの手順についてはペーパーレスファクス仕分けキットのマニュアルをご参照ください。
    2. 複合機追加型アプリケーションでファクス転送設定を利用するユーザーの多要素認証を有効化する際は、有効化されたユーザーは、速やかに次のオペレーションを実施してください。以下を実施しない場合、オペレーションを実施するまでの間、受信したファクスがApeos Cloud Connectorへ連携できずにボックスに格納され続けます。また、ボックスの上限1,000件を超えるとファクスを受信できなくなります。
      尚、受信したファクスがエラーになったときに、メール通知する設定をしている場合は、設定したメールアドレスにメールが通知されます。
      ■実施するオペレーション
      1. 機械管理者が複合機のApeos Cloud Connectorへファクス転送設定を利用するユーザーとして、自動ログインをオンにして再ログインし、多要素認証画面で認証します。
      2. 多要素認証を有効化してから再ログインの間に受信したファクスは、エラージョブをリカバリしてください。リカバリの手順についてはApeos Cloud Connectorのマニュアルをご参照ください。
    1. ApeosPlus desola HotFolderを利用しているユーザーの多要素認証を有効化する際は、モジュールを最新バージョンにアップデートしてからご利用ください。また有効化されたユーザーは、速やかに次のオペレーションを実施してください。以下を実施しない場合、ApeosPlus desola HotFolderに保存された認証情報が無効となり、ファイルの自動アップロード処理、自動ダウンロード処理が実行されません。
      ■実施するオペレーション
      1. ApeosPlus desola HotFolder のログインツールを起動し、ApeosPlus desolaへ多要素認証でログインします。ログイン処理後にアップロード処理、ダウンロード処理が再開されます。
    2. Smart Workstreamキャプチャクライアントを利用しているユーザーの多要素認証を有効化する際は、有効化対象のユーザーは、多要素認証有効化の前後に、次のオペレーションを実施してください。次のオペレーションを実施せずに多要素認証を有効化すると、Smart Workstreamキャプチャクライアントへの自動アップロード処理が実行されません。
      ■多要素認証を有効化する前に実施するオペレーション
      1. フォルダ監視のサービスを停止します。
      ■多要素認証を有効化後に実施するオペレーション
      1. Smart Worksteamキャプチャクライアントを起動し、多要素認証でログインします。
      2. フォルダ監視サービスを起動します。
    3. DocuShareを利用しているユーザーの多要素認証を有効化する際は、有効化されたユーザーは、速やかに次のオペレーションを実施してください。多要素認証を有効化すると、Working Folder 連携オプション for DocuShare に保存された認証情報が無効となります。その結果、DocuShareとWFの同期処理が実行されません。 
      ■実施するオペレーション
      1. Working Folder 連携オプション for DocuShareのユーザー設定画面を開き、Working Folderへ多要素認証でログインします。ログイン処理後にDocuShareとWFの同期処理が再開されます。
    4. ArcSuiteを利用しているユーザーの多要素認証を有効化する際は、有効化されたユーザーは、速やかに次のオペレーションを実施してください。多要素認証を有効化すると、ArcSuiteに保存された認証情報が無効となります。その結果、ArcSuiteとWFの同期処理が実行されません。
      ■実施するオペレーション
      1. ArcSuiteのログインツールを起動し、Working Folderへ多要素認証でログインします。ログイン処理後にArcSuiteとWFの同期処理が再開されます。
    5. ArcEPSを利用しているユーザーの多要素認証を有効化する際は、有効化されたユーザーは、速やかに次のオペレーションを実施してください。多要素認証を有効化すると、ArcEPSに保存された認証情報が無効となります。その結果、プリントジョブ(WF格納ジョブ)が実行されません。
      ■実施するオペレーション
      1. 多要素認証を有効化してから再ログインの間のプリントジョブ(WF格納ジョブ)をリカバリしてください。リカバリの手順についてはArcEPSのマニュアルをご参照ください。
    6. 従来から、DocuWorks サブスクリプション SuiteおよびDocuWorks サブスクリプションの環境では、DocuWorks Development Toolkitで連携している場合でも、7日に1回サブスクリプションのログイン操作をユーザー操作により実行する必要がある、という制限事項があります。DocuWorks Development Toolkitを利用する場合は、DocuWorks ライセンス認証版もしくはボリュームライセンス版をご利用ください。
    7. 富士ゼロックスブランド商品の場合は、本体のコントローラーソフトウェアを最新にします。(富士フイルムブランドはバージョンアップ不要です。)
    8. macOS 11, macOS 12, macOS 13, macOS 14では、認証器での認証が利用できません。
      多要素認証が設定されている場合は、ワンタイムパスワードを利用してログインしてください。
    • Working Folderとスキャン翻訳の連携機能を停止します。
    • DocuShare は日本およびその他の国における登録商標または商標です。